全然ブログが更新出来てないのでこれからは呟きのような感じで更新していきたいです笑
2ヶ月休みなく上げていたマーケットもようやく調整しましたがバリュエーション主導の上昇はそろそろ限界でしょうか。
過去12ヶ月PERは20倍超とトランプ氏の大統領当選時と同レベルであり、これから減税があるわけでないことを考慮すればバリュエーション的にはかなり限界まで上げた方でしょう。
これ以上バリュエーションがあがるにはさらに金利が低下するなど流動性相場が必要です。実際にここまで上昇したのはFRBが実質的に量的緩和を再開したことが要因ですが、市場を見れば流動性は十分ではないようです。
ここ2ヶ月の株価と国債価格を動きを見ると、株価が上がれば債券は下がる(金利は上がる)、株価が下がれば債券は上がる(金利は下がる)となっています。つまり株と債券が同時に上がるほど流動性は十分ではないので、金利が下がるおかげで株価が上がるというシナリオは難しいです。
下のグラフは流動性とS&P500の推移ですが、FRBがバランスシートを拡大しているにも関わらず流動性が低下しています。
FRBは量的緩和でないと言いつつも実質的に量的緩和してジャブジャブなんですが、全体ではちゃんとジャブジャブになってないようです😅
だから小型株と新興国株がついてこれてないんですかね😊 pic.twitter.com/mZt0tZfW1d
— えす【🇺🇸米国株長期投資🇺🇸】 (@Skabutoushi) 2019年11月30日
FRBによってマネタリーベースは拡大してますが銀行預金も含めた広義の流動性は増えてないようです。企業の慎重姿勢を表しているのでしょう。
よってさらなるバリュエーションの拡大を期待するのは難しく、FRBがさらに流動性を供給するといった政策変更が必要です。
なので株価が上昇するためにはEPS上昇が必要ですが、これには時間がかかります。
アナリストの集計では2020年から企業収益は増益に転換する見込みなのでそれまでしばし休憩タイムになる見込みが高いでしょう。