2019年はほぼEPSゼロ成長となったS&P500ですが、2020年からようやくEPS成長が再開する見通しです。

上グラフはFactsetがアナリストのボトムアップ予想を集計したS&P500のEPS成長率予想です。
2019年は0%でしたが、2020年は9%のEPS成長が見込まれています。注意したいのは年始の予想は引き下げられることが多いのと、EPSが上がってもバリュエーションが下がれば株価としては儲からないということです。
こちらの記事に書いてますが、現在のバリュエーションはかなり高めです。
投資をする際はEPS成長率というファンダメンタルと、バリュエーションの両方を考慮しなくてはなりません。EPS成長率9%というのは、過去に比べても良い方です。一方バリュエーションは過去のなかでもかなり高いです。
長期で保有できれば多少高い時に買って損が出ても、持ち続けることで取り返すことが出来ますが、リセッションが恐らく5年以内には来るという状況では逃げられなくなる可能性があり、私は追加投資は様子見しています。