いよいよ年4回の米国株式決算シーズンが今週から始まります。

決算はいつも大手金融企業から始まります。上のカレンダーを見て頂ければ火曜日から木曜日にかけて一気にJP Morgan、Citi Bank、Wells Fargo、Bank of America、Goldman Sacks、US bancorp、BNY Mellon、Morgan Stanleyといった大手金融企業の決算が続々と発表されることがわかると思います。
金融セクターはあらゆるセクターとビジネスをしているので、この最初の大手金融企業の決算コメントで各セクターは好調なのか不調なのかといったコメントが注目されます。
また、各セクターでどれくらいの売上増加、EPS増加が見込まれているかは事前にFactsetなどがアナリスト予想を集計しており、事前にある程度分かっています。
下記はS&P500企業のアナリストの売上、EPS増加予想をセクター別にFactsetが集計したものです。各セクターのETFに投資している方はご参考にして下さい。また、個別銘柄に投資している人も、自分の銘柄がセクター全体と比べてどれくらい成長率が違うのかもわかると思います。


S&P500全体では前年比で売上+2.6%上昇、EPSは2.0%下落となり減益予想です。これをどれくらい上回れるかに注目です。