鉄道貨物輸送会社の決算資料で見る鉱工業動向

銘柄分析・市場分析
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決算シーズンはまだまだ序盤ですが、いくつかの銘柄で米国の鉱工業の生産動向が分かる決算プレゼンテーション資料が出てきたので紹介したいと思います。

鉱工業とは鉱業&工業のことで、資源やモノの生産など、サービスとは違い目に見える生産活動全般を指します。

製造業PMI(購買担当者景気指数)などを見ている人は多いと思いますが、ただの数値なので中身がよくわからず、良いとか悪いとか言われてもいまいち実感が沸かないのが普通かと思います。個別銘柄の決算資料の方が具体的でセクターもざっくりと分かれているので結構役に立ちます。

今回は運輸セクターの鉄道貨物輸送銘柄メインに紹介します。S&P500に組み入れらている鉄道貨物輸送大手4社、CSX、UNP、KSU、NSCのうち、NSC以外の決算が出ているので紹介します。

CSX Corporation(ティッカーCSX)は米国の東部を網羅する鉄道貨物輸送の会社です。

こう見るとなかなかカッコ良いですね。

米国東部をカバー

上記の資料の右側にセクター別の前年比売上変化率、左に一言コメントが添えられており、ざっくりと業界ごとの動きが分かってとても良いです。ほとんどの業界でマイナス成長となっており、製造業は減速基調だというのが分かると思います。

次にUnion Pacific(ティッカーUNP)です。

UNPは米国の西部方面寄りに米国全土の3分の2をカバーしてます。

上の左グラフを見るとIndustrial(建築資材などの工業製品)がフラットで、それ以外は大きくマイナスです。Premiumは自動車を含む色々な工業製品です。

次はKansas City Southern(ティッカーKSU)です。

KSUは米国中南部からメキシコを繋いでます。

上記のグラフでは各セクター毎にCarloads(量)、RPU(Revenue Per Unit:単価)、その二つを掛け合わせた売上が記載されています。こちらは最初の2社に比べると少しマシですね。

以上、鉄道貨物輸送の大手3社の決算プレゼンテーションを見てきましたが、製造業は弱いですね~。魅力的に思えません。

一方、以前書いたIBM (https://www.artisticinvestmentstrategy.com/wp-admin/post.php?post=578&action=edit )や下記ツイートのインテルなど、IT関連は強い決算が見られます。経済全体がサービス業にシフトしていますね。

このように個別銘柄の決算プレゼンテーションを見ると経済指標の数値を見るよりも実態が物凄くリアルに見えてくるので、是非皆さんもそこまでトライして見てください。

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