FRBの利下げ効果が効いてきたのか住宅市場が堅調の様子です。
レナー・コーポレーション(Lennar Corporation ティッカー:LEN)はフロリダ州マイアミに拠点を置く米国最大の住宅建設会社で、2018年には4万5千戸の住宅をデリバリーした時価総額約2兆円の会社です。
昨日の決算では予想を上回る良好な結果を発表し、株価は一時5.4%高、S&Pホームビルダーインデックス(ティッカー:XHB)も連れ高しました。

2019年第4四半期の決算内容、2020年の見通しとも良好です、価格は落ちてますが。
・住宅デリバリーは16,420戸で前年比+16%
・新規受注は13,089戸で+23%
・価格は▲7%となり、売上は前年比+8%
・住宅販売の粗利益率は前年21.4%に対し21.5%と横ばい
・2020年の住宅デリバリーは54,000-55,000戸の予想
CEOは第4四半期は低い失業率、高い賃金上昇、低水準の在庫という良好なファンダメンタルズが持続したとコメントしています。
また、この決算が出る前から住宅関連の指標は堅調に推移していました。

ちなみに以前の私のツイートですが、金利低下によって住宅ローンの負担は大きく低下しています。家計の債務残高はリーマンショック以降健全化し続けているため、値ごろ感があれば借金するだけの余力が家計には十分あります。
住宅関連に投資する場合、冒頭で述べたS&Pホームビルダーインデックスに連動するETF(ティッカー:XHB)に投資するか、XHBに組み入れられている銘柄に投資すると良いでしょう。
XHBに組み入れられているTOP10銘柄は下記のとおりです。ホームデポ(HD)やロウズ(LOW)は有名ですね。ご参考になれば幸いです。(リツイートで喜びます)
