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株価暴落がサラリーマン投資家の長期リターンを押し上げる

株価が下落すると多くの個人投資家は不安になってしまいます。

しかし、長期投資家、それもサラリーマン投資家のような少しずつ買い増しを行う投資家が暴落に対して持つべきマインド、それは「喜び」です。

 

私は株に限らず何か買い物をする時は「下がれ~、下がれ~」と願い、買った後は「上がれ~、上がれ~」と思っています。

そして株式という人生に渡って買い増していく資産については、買い増しを行っていく人生の前半では暴落し続けて欲しいですし、買い増しが終わる人生の後半になってから爆騰して欲しいと思っています。

冷静に考えれば、人生の前半、まだ株の買い増しをしていくフェーズなのであれば株価が暴落すると嬉しいはずなのです。

 

サラリーマン投資家がある銘柄を購入する時、1回きりで欲しい金額を買うことは難しく、お気に入り銘柄は何度でも買い増すはずです。

ですからまだ人生の前半なのであれば、買った後も暴落してくれる方がありがたいことなのです。

それにも関わらず高い時に買って暴落してから投げてしまう方は株式投資に対するスタンスが定まっていないのかも知れません。

 

私の株式投資に対するスタンスを過去記事でまとめるとこうなります。

「豊かさとは可処分所得と可処分時間」の通り豊かになるために株式投資は必須と考えており、なおかつ「若者は債券などに分散投資せず株式に集中投資がベスト、投資期間でリスク水準を管理するという考え方」で株式一本に集中投資することが最善と判断し、人生に渡って買い増していこうと決めています。

そして「株に投資すると何%儲かるか知っているか」の通り株式投資の期待リターンは年率10%程度なので、それを上回るリターンが見込める株式を選別して投資しています。

例えば過去に買い判断したスケッチャーズは当時Forward PERが13.3倍、益回りに直すと7.5%でした。EPSが年率2.5%以上伸びてくれれば市場平均10%に勝つことが出来ます。

その後の決算で一時20%の急騰を見せてくれたものの、その後、ご多分に漏れず市場と一緒に株価は下落しました。

しかしそれによって現在のForward PERは11.3倍になり、益回りだけで8.8%ものリターンが得られます。

買った時にその銘柄に期待するリターンをある程度明確にしているので、下落してもあまり不安になりませんし、むしろ買い増しのチャンスによって人生の後半にどれだけのリターンをもたらしてくれるのかと考えると、暴落するほど嬉しくなるのです。

不安になる方は買う時に何となくこの銘柄が自分を金持ちにしてくれるんじゃないかという期待だけで買っており、暴落した時に株を持ち続けることを正当化する数値を持っていないんじゃないかと思います。

 

まず人生においてどのように株式投資に取り組むのかスタンスを決める。

投資する時に期待するリターンをある程度明確にする。

この2つが出来ていればサラリーマン投資家は暴落をチャンスと捉えられるようになるのではないでしょうか。

 

もちろんリーマンショックのような本当の暴落であれば、暴落する前に売っておきたいところですが、私は売るほどでもない日柄調整と考えています。
・FRBの量的緩和縮小で起こるのは暴落か?日柄調整か?
・世界最大のヘッジファンド創業者レイ・ダリオ「リーマンショックとは異なる。スクイーズである。」