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株に投資すると何%儲かるか知っているか

 

株に投資するといくら儲かるか知ってますか?

恐らく知らないか、そんなの株によるのでわからないと考えると思います。

しかし、投資をするのであれば株の期待リターンは知っておいた方が良いです。株に投資するといくら儲かるのかは理論的に決まっているのです。

正確には、そのように値決めされている、と言った方が良いでしょう。

 

もっと具体的に話します。

下記はブルームバーグが計算した2018年5月時点の各国主要株価指数の期待リターンです。

この期待リターンは割引率とも呼ばれ、将来の利益を割引率で現在価値に戻して足しあげたものが現在の株価になっている、という前提のモデルを作ったうえで、各国主要株価指数の株価と、指数の将来の利益予想から逆算しているものです。

 

例えばあなたが毎年10%は儲けたいな〜と考えて、毎年100円儲かる会社があった時、あなたはその会社にいくらつけますか?

 

100÷10%で1000円ですね。

 

このようにマーケットは株価の目線を持って株を買ったり売ったりしてるのです。

この目線を持たずに適当に株を買うとマーケットの養分にされてしまいますよ。

 

2018年5月 各国主要株価指数の期待リターン
日本     9.325%
米国   10.883%
英国   11.985%
豪州     8.500%
ドイツ  10.556%
中国   12.124%
インド  12.554%
ブラジル 15.534%

傾向としてはリスクが高いと思われている市場ほど期待リターンは高くなっていますが、簡単に言えば、各国株式市場に投資すると大体10%程度のリターンが期待できるよ、ということです。正確には、年率10%儲かるように投資家は値決めしているよ、という意味です。

上記はアナリストの将来の利益予想と現在の株価指数の値から計算した理論上のものですが、ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」では1957年~2003年のS&P500の年率リターンは10.85%とありますので、上記の米国株の期待リターンとかなり近い数字になっており、なかなか精度の良いモデルとなってるでしょう。

 

以上、長々と説明してきましたが、株価というのはしっかりとした意味を持って形成されているということが分かって頂けましたでしょうか。

株に投資するといくら儲かりますか?

株に投資すると平均的に年率10%は儲かる、いや、儲かるように投資家が値決めしているのだ、という話でした。

 

バフェットのようなリターンを上げたい方は少なくともこの期待リターンを上回る銘柄を探し当てないといけません。

 

ちなみにこの期待リターン10%はマーケット全体で見れば歴史的にそんなに大きく動いてませんが、少しの動きで株価には大きな影響を与えます。それに加えてアナリストの将来の利益予想が間違っていたり、大きく変化することで単年度のリターンはぶれるのですね。

また、個別銘柄のリスクをとれば、期待リターンが高い銘柄やアナリストの利益予想が実力より低すぎる銘柄を見つけて投資することで、市場を上回るリターンを狙うことも出来るのです