アーティスティック・インベストメント・ストラテジー

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会社の所有者は株主と法律で決まっている

会社は誰のものでしょう?

会社は従業員が毎日朝から晩まで働いて動かしています。

サラリーマンのほとんどは会社は従業員のものだ!と言いそうですね。というか自分の周りはそう言っています笑

しかし残念ながら世の中の仕組みは労働者に冷たいのです。会社は株主のものであると、会社法に明確に書いてあります。

会社法第105条
株主は、その有する株式につき次に掲げる権利その他この法律の規定により認められた権利を有する。
一 剰余金の配当を受ける権利
二 残余財産の分配を受ける権利
株主総会における議決権

上記を総じて株主権と言います。一は会社が得た利益、二は会社が倒産した後に残る金や設備、三は最高意思決定機関である株主総会の議決権、全て株主のものです。道徳的には会社は従業員などステークホルダー(利害関係者)の所有物とする考え方もありますが、現実としてはストックホルダー(株主)の所有物なのですね。

株式投資というと儲けのためのギャンブルと思っている人もいるかも知れないですが、本来株式を保有するとは会社のオーナーになるということです。そしてオーナーは自分の会社をオーナーが儲かるように動かせる権利を持っているのですね。

この当たり前の事実は、真面目に働く会社の従業員ほど理解していないのではないでしょうか?

例えば長年勤めたのにクビ切られたとか、頑張っていたのに左遷させられたとか、給料下がったとかです。

これらがまかり通るのは会社が株主のものであり、株主の利益のためには従業員の利益などまったく優先順位が低いからです。どれだけ勤勉に働いても、残念ながら会社は従業員のものにはなりません。上記の通り、会社が株主のものであると会社法に明確に規定してあるからです。会社は事業が成り立つ範囲内で可能な限りコストカットを行い、株主利益を追求します。このコストの中には当然人件費が含まれるのです。小さなオーナー企業にお勤めの方は会社がどれだけオーナーの身勝手で動いているかよく知っているのではないでしょうか笑

 

これは搾取されているのでしょうか?

そうとも言えますが私は違うと思います。

会社を運営するには従業員だけでなく、オフィスやパソコン、様々な設備が必要であり、それらを用意するのに莫大な金がかかっています。利益のいくらかは当然それらに対しても配当するべきで、それらの所有者は株主であり、株主がリスクをとってそれらの購入資金を出しているのです。

もしあなたが株式投資を行えば、あなたの資金はリスクに晒されることになります。もし良い株に投資できたなら、その会社の経営者と従業員はよく働いてくれ、あなたはあなたが提供した資金に見合った配当を受け取れるのです。

株式投資をすることでサラリーマンから徐々に資本家へとシフトしていくのです。