アーティスティック・インベストメント・ストラテジー

サラリーマン投資家が知るべき米国株式投資、最新ファンダメンタルズ情報、国際政治、資本家マインドなど




米中首脳会談の追加関税引き上げ執行猶予で円高ドル安

年明けくらいに円買いドル売りのポジションを取ろうかと考えていたのですが、ブエノスアイレスの米中首脳会談で関税引き上げが延期されたため、私の投資行動も少し延期されそうです。

 

米国が円高ドル安を望む瞬間:財政赤字とインフレに対する危機認識の変化点で述べたように、米国はそろそろ財政赤字縮小のためにドル安にしてくると見込んでいるのですが、FRBの利上げと関税引き上げがドル高要因のため急いでポジションを取らなくても良いと考えています。

関税が引き上げられれば米国の交易条件の改善を見込んでドル高が一気に進むためです。

今回関税引き上げ延期が決まったことで円高ドル安が進んでいますが、これは関税引き上げによるドル高効果が延期されたことによるものと認識しています。

 

また先週にはパウエル議長が「金利は中立をわずかに下回る水準にある」と言ったことでマーケットの利上げ予想は年末1回、2019年に2~3回だったものから、年末に1回、来年も1回と大きく下がりました。

本日の急な円高FRBの利上げ停止観測と関税引き上げ延期のダブルパンチによるものでしょう。

 

とはいえ米中合意の中身をよく見ると、たったの90日で新たな合意が出来なければ関税を引き上げるという執行猶予であり、やはり引き上げの可能性は高いでしょう。

またFRBの利上げ停止観測もFRBが見ている指標からすれば根拠薄弱で、あんまり期待し過ぎるのもどうかと思います。

 

私がポジションを取るのは3月くらいかなと考えていますが、上記の2つの要因がマーケットに良いものであれば米国株式にはプラスで問題ないですし、マーケットに良くない結果の場合でもドル高要因でドル売りをするチャンスになり、どちらに転んでも良い組合せでしょう。

そういうわけでしばらく静観しておくとします。