次の景気後退でFRBは役に立つか

銘柄分析・市場分析
この記事は約1分で読めます。

予防的利下げによってなんとかリセッション(景気後退)入りを凌いだFRBですが、リセッション懸念がなくなったわけではありません。

景気拡大局面を延長することが出来た一方で、2019年以降利下げを3回、計0.75%の金利を引き下げたため、足元のFFレートは1.5%-1.75%です。残り1.5%しか利下げ余地がありません。

戦後以降の景気後退局面はFRBがインフレ抑制のために利上げすることで起こってきました。しかし世界の供給力が有り余り、原油の供給でさえシェール革命で心配ない現在、インフレが起こる可能性はかなり低いです。そのためFRBは利上げするきっかけがなく、低利によるクレジットの拡大を受けて資産インフレだけ続いています。

このままいくとかなり金利が低い状態でリセッション入りするという今までにない状況になります。

その場合、FRBが多少利下げしても効果が小さく、予想外に景気後退が長引く可能性があります。

ですから次のリセッションでは財政支出がいかに早く、どれだけ大きく出てくるかということに注目することが株価の底を見極めるのに重要になってくるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました