ボーイング737MAXのソフトウェアに別の新たな不具合発生!しかし懸念は低く株は魅力的

銘柄分析・市場分析
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ボーイングの737MAXのソフトウェアで別の不具合が発生しました。これを受けて株価は2.3%ほど下落しています。

Boeing Finds New Software Problem That Could Complicate 737 MAX’s Return
The plane maker has found a software problem that prevents the 737 MAX’s computers from powering up properly prior to flight, which could complicate the aircraf...

元々ボーイング737MAXにはMCAS(Maneuvering Characteristics Augmentation System:操縦特性向上システム) と呼ばれるソフトウェアに問題があり、これは機首の仰角が上がり過ぎて失速しないように自動的に機首下げをするもので、センサーの誤作動で何回も勝手に機首下げをしてしまうというものでした。MCASの修正は既に済んでおり、今回の不具合は全く別の新しい問題でこれから修正することになります。もし今回の件が無ければ1月中に運航再開のための認証飛行試験を行う予定でしたが、少なくとも2月にずれ込むとのことです。

今回の不具合はFAA(米国の連邦航空局)によるソフトウェアの技術審査を実施した際に発見されたもので、飛行前にシステムを作動させた時に飛行機に修理や点検の必要性があるかどうかをチェックし知らせる機能が作動しなかったようです。

このソフトは飛行する前の点検であり、飛行ソフトウェアとは全く関係ありません。離陸前に事前点検した後にソフトは終了され、フライト中に再起動されることはないようです。

つまり離陸前の事前点検ソフトウェアが起動しなかったというだけであり、墜落の原因となったMCASと比較するとあまり問題ではないように思われます。離陸前に起動するソフトのため墜落の原因にもなりません。

そのためニュースのヘッドラインは新たなソフトウェアの不具合か!?と恐ろしいですが、危険性は低く、すぐに解決すると思われます。

詳しくはこちらのForbsの記事をご参照下さい。

Latest Boeing 737 MAX Problem Likely An Easy Fix
Boeing and the FAA have discovered a problem during an audit of the revisions to the software for the flight controls and flight control computers on the Boeing...

それよりも私が注目したのはFAAが1月中に認証飛行試験を実施する予定だったということです。これまでは運航再開までの具体的なスケジュールはよく分かりませんでしたが認証飛行試験が行われれば大きなステップとなります。運航再開が許可されればボーイングは大量の737MAXの在庫を売り捌くことが出来るため、収益は一気に改善されることが見込まれます。問題が起こる前のボーイングの株価は2019年3月に430ドルでした、その時期から現在まで市場全体のバリュエーションがかなり高くなったことも踏まえると本来の実力が出せる状態になれば500ドルくらいに行くだけのポテンシャルがあると考えています。

よって私は足元の330ドル付近の株価ではかなり魅力的だと思っています。

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