ボーイングの航空機デリバリーが半減し、1位の座をエアバスに明け渡す

銘柄分析・市場分析
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2度の墜落事故を起こし未だに運航再開の目途が立たないボーイングですが、2019年の航空機デリバリー数は半減、1位の座をエアバスに明け渡すことになりました。

上グラフは生産者別の航空機デリバリー数です。航空機業界はボーイングとエアバスの2社寡占であることがよくわかるかと思います。しかし一番右端のグラフでは、黄色のボーイングが前年から半減し、エアバスに大差をつけられてしまいました。

737MAXの運航停止に伴い引き渡しも中止され、航空会社にデリバリーされてない状態が続いています。とはいえエアバスも生産キャパシティが限られているため、ボーイングから買えないからといってエアバスから買うことも出来ず、業界全体のデリバリー数が減るということになるのです。

しかしなぜ737MAXが停止になっただけでこれほどデリバリーが減るのかというと、737シリーズというのはもっとも需要の高い小型旅客機で、737MAXはその次世代機であり、数だけで言えば受注残の8割も占めているのです。

上グラフはシリーズ別の受注残ですが、737の数が圧倒的に大きいことが分かるかと思います。

しかしデリバリーせずともボーイングは1月過ぎまで生産を続けていたため、デリバリー減少分並みの大量の在庫を抱えています。もし737MAXの運航が再開されればデリバリーが急増するものと思われます。

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