2020年1月FOMCプレビュー

銘柄分析・市場分析
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本日1月28日と明日29日にかけてFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。

FOMCでは米国の政策金利であるFFレートが決定され、そのほかFRBのバランスシート政策や金利見通しであるドットチャートなどが発表されます。

FRBは2020年中はずっと金利据え置きをガイダンスしており、市場も据え置き予想のため基本的に無風通過が予想されていました。

しかし突然のコロナウイルス下げが起きたため金利が低下しており、年末時点では2020年末に1回の利下げをする確率が30%程度で期待されるに留まっていたのが、2020年9月末までに60%以上の確率で1回利下げをすることが期待されており、かなり利下げを催促する状態になっています。

一方のFRBのガイダンスは2020年に金利据え置き、2021年に1回利上げ、2022年にさらに1回利上げと、市場の期待と逆方向を向いています。

足元据え置く分には問題ありませんが、せめて次回以降くらいからは今年度に1回利下げする可能性を匂わすくらいでないと市場は期待を裏切られることになり、金利には上昇圧力がかかります。

そうなれば当然株式市場も引き締め効果となり、現状の非常に高いバリュエーションを維持するのは難しいのではないかと考えています。

問題はFRBがそこまでハトになってくれるかですが、これまで不確実性の理由としていた外部環境、特に米中貿易問題は第1弾の通商合意が行われたことでやや落ち着いています。またマーケットも非常に堅調に推移しています。

足元中国初のコロナショックで下げましたが、下げ幅はまだ大したことないですし、突然出てきたばかりで見通しもまだ付かないため、FOMCでそれを理由にハトになるのはまだ早いのではないかと思います。つまり利下げに転じる理由を見つけるのが難しい環境です。

私の感覚としては、市場が好調であればFRBは現状のまま引き締め路線を取るため、株式のバリュエーションは低下、市場が不調であればFRBがハトになりますが、それは株式市場が不調になっている前提のため、いずれにせよバリュエーション低下しているのではないかと考えています。

引き締め回避シナリオとしては実体経済に影響を与えない何かしらの理由で利下げに転じてくれることです。米中貿易にからむ不確実性はまさにそれで、大して経済に影響を与えないにも関わらずFRBが利下げをする口実を与えてくれました。しかし現状ではそのような口実を見つけるのは難しいです。

それが私が下記記事の2020年の相場見通しで株は今年はあまり儲からないとした主要因です。簡単に言うと株のバリュエーションがかなり高い状態でFRBが引き締め方向に向かっているということです。

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